No.251 、252 日本製タミーちゃんとペッパーちゃんのシミ抜き

多美子おしゃれ美容室でございます✿

日本製のタミーちゃんはアメリカ製に比べて劣化しやすい素材だったようで、塗料が水や洗剤で流れ落ちることが多いです。

今回のお客さまも流れてしまったメイクをご自身でリペイントされた後にシミとなり、『除光液でパックするとシミが落ちる』という謎の方法を何処かでご覧になって実践されたそうです。

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このブログの先頭に表示しております『自己責任でお願いしますという情報』をご覧いただいて胸が痛みましたとおっしゃていらしたオーナーさま。お預かりしたお二人をご紹介いたします。

 

タミーちゃんはたみ子さんというお名前のお嬢さんだそうです。ペッパーちゃんははじめからアイプリやリップが剥がれていたそうです。

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このシミの状態について少し書かせていただきます。

前回の眉毛のタミーちゃんは油性ぺんで書かれた眉毛でした。それが時間と共に周りや奥に染み込みましたが、裏側までは到達していませんでした。

けれども今回のおふたりはさほど長い年月は経っていないにも関わらず、徐行液パックが功を奏して赤い色素が裏側まで到達して広がっていました。

実は除光液に関するトラブルはまだ他にもあるのですが、それは次のお客様の時にお話ししますね。

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とはいえ、私のシミ抜き技術は未熟です。正解は少し見えてきた気はするものの、個々のケースによる匙加減がどうも難しく手探りでやっている状態。

そんな中、おふたりのシミがアメリカ製タミーちゃんくらいのトーンになったのでメイクをして仕上げました。

…で、肌色調整メイクをして仕上げました。

↑ペッパーちゃんはお顔を描き直してこの後モデル写真に近いお顔に変更。よく見るとやっぱりお口周りのしみは確認できます。

何とか完成し、おふたりはご帰宅しました。

たみ子さん、ペッパーちゃん、この度はご来店ありがとうございました✿

…が!!

前回も書きましたが、ここでシミ抜きに新展開、私の尊敬するりりかさん命名の新技、『ばんびスペシャルアタック』を開発してしまったのでもう一度ご来店をお願いし、完成しました。

でもぉ、写真だとあまりわからないんでぇ、自己満足と思われても仕方ないんですけどお。

オーナーさまには大変お手数をおかけいたしました。ご来店ありがとうございました✿